パチスロに詳しい方であればご存知だと思いますが、株式会社大都技研(以下:大都)といえば言わずもしれた『吉宗』や『押忍!番長』のパチスロ台が有名です。
BIGの1G連で711枚獲得できるというシステムが話題を呼び、中毒性が非常に高かった吉宗と、BIGの獲得枚数は落ちたけど青7BIGの連チャン性能が高く、吉宗の後継機種という看板を背負って登場した番長は今でもシリーズ化されて現在でも新機種が登場しています。
サミタプレイヤーもこれらの機種を配信してくれるのを期待していますが、現在においてもそのような気配がまったくありません。
なぜ大都はサミタに台をリリースしてくれないのか推測してみようと思います。
なぜサミタに大都の機種が導入されないのか
大都の主力機種、吉宗と番長は当時ホールでもかなりの人気を誇っており、この台をきっかけに大都というメーカーを多くのパチスロファンに知れ渡ることになったドル箱台です。
当然サミタ側としては大都の機種が配信されるとなれば、間違いなく会員数は大幅に上昇するのが分かっています。
ですが2018年現在でも大都がサミタに参入すると言った話はまったく聞こえてきません。
本当の理由についてはサミタの社員ではないのでわかりませんが、主な理由としては以下の4つだと考えています。
その1.独自コンテンツを運営しているから
大都ではスマホ用アプリに『大都吉宗CITY』というゲームが存在します。
名前から見てもわかる通り、過去に大都でリリースされたパチスロが配されているのが特徴です。
参考URL:大都吉宗CITY
もしも大都の台をサミタでも配信するとなると、自社で運営しているこちらのゲームからサミタへと移ってしまいかねないので、自社のコンテンツだけで十分と考えています。
こちらは良くも悪くも大都の台しか配信されておらず、他のメーカーからの台がプレイできる可能性は限りなく低いので、素直に別のサービスと併用するしか無いのが現状です。
その2.ロイヤリティーが低すぎる
サミタでは複数のメーカーから台を提供されており、商用目的で台を配信していますので当然配信している台にいくらかのお金受け取っています。
すべての台に一律で同じ金額を払っているとは思えないので、どのぐらいプレイしているかによって金額が変わってくるでしょう。
『吉宗』や『番長』は大都の主力になっている台で、サミタで配信されれば会員登録してくれるお客さんがたくさん増えるのは確実です。
サミタとしてはどうしても引き入れたい台であることに違いありません。
このロイヤリティーに関してサミタ側と大都側で交渉が難航している可能性があります。
その3.会社の方針
現在存在しているオンラインパチンコ・パチスロゲームはサミタだけではありません。
他のサービスにも大都の台は存在していないのを見ても、そもそも配信する気はないとも考えられます。
サミタがサービスをはじめてから大都吉宗CITYが配信を開始するまでの期間はかなりありましたが、大都が利益を得たいと考えるのであればサミタで配信するのを当然考えます。
ですがあえて自社でコンテンツを展開するということは、よそのサービスに頼らずに自社の力で稼ぐという方針なのかもしれません。
大都の企業HPでは『付加価値創造への挑戦』という目標を掲げているのを見ると既存のシステム(サミタ)を使うのではなく、自社のオリジナルコンテンツを新たに構築してサービスを始めるという風にも捉えることが出来ます。
その4.権利関係の絡み
あまり知られていないのですが、吉宗や番長に登場しているキャラクターは別の会社に権利があるのをご存知でしたか?
この権利関係があるので大都側としても簡単にサミタへ台を配信できないといった事も考えられます。
権利に関わっていない台であれば配信することも可能かもしれませんが、人気があるとは言い難く仮に配信されたとしてもプレイヤーとしては素直に喜べないでしょう。
可能性は低いけれど0%ではない
ここまで大都がサミタに参入しない理由について述べていきましたが、あくまでも管理人が考える推測をもとに記事にしています。
信ぴょう性はあると思うので、これらの理由によりサミタへの参入が難しいという考えです。
かつて絶対に参入する可能性がないと言われて続けていたユニバーサルも、サミタへの参入が決定しプレイヤーを驚かせました。
なので個人的にいつかはサミタに参入してくれると信じています。