サミタで遊んでいるとアイテムが高いと思ったことはありませんか?
オンラインゲーム全般で問題になっているリアルマネートレード(RMT)ですが、サミタでも当然のようにアカウントやアイテムが売買されています。
お金さえ出せばすぐに貴重なアイテムなどを手に入れられる上に、相場よりも安く買えるのでついつい手を出したくなるんですよね。
ですがリアルマネートレードに手を出すのはやめておいた方がいいです。
今回はサミタでRMTをやるのは危険だという点について話をしたいと思います。
サミタでリアルマネートレードは禁止されています。
なので取り引きをするのであれば自己責任にてお願いします。
RMTはどうして禁止されている?
オンラインゲーム全般に言えることなんですが、リアルマネートレードが禁止されている理由は運営になんのメリットも無いからです。
RMTは個人対個人の取引であり、そこに運営は含まれていません。
(RMT業者が仲介する場合もアリ)
ゲーム会社には1円も入ってこない上にゲームバランスの崩壊を招く可能性もあるから徹底的に潰してきます。
もう一つの問題点がRMTで詐欺にあったという問い合わせが非常に多く、対応しきれないという点です。
運営は一切RMTに関わっていないので、問い合わせたからと言ってどうにか出来る問題ではないのです。
しかしそんなことはお構いなしに詐欺をされたからとゲームを運営している会社に問い合わせをしてくる人が非常に多いんですね。
当然会社はRMTを禁止しているので、そんな事知ったこっちゃありません。
むしろ運営側は被害者なわけです。
利用規約にも禁止事項として記載
すでにオンラインゲームで遊んでいるプレイヤーは利用規約に同意して会員になっています。
サミタも例外ではなく、キチンとRMTの禁止事項が書かれているんです。
第 13条【禁止事項】
- 本サービスの利用を通じて得られたアイテム、アバター等のデータや情報等(その複製物を含みます。)を、現実世界で流通する通貨、及び有価証券、物品等とやり取りする行為や、インターネットオークション等で売買する行為。
- 会員として有するアカウント等の権利の第三者への譲渡、売買、有償および無償貸与、リース、名義変更、質権の設定、又はその他の担保に供する等の行為。
この2つが主にRMTの禁止を示唆している内容です。
アイテムやアバターの売り買いはもちろん、退会するからと言ってアカウントごと売り払うという行為は止めてくださいということですね。
違法ではないけどルール違反
結構勘違いされるのがリアルマネートレードは違法ではありません。
この辺を勘違いしている人が多いので言いますが、違法とルール違反は同じように見えて全く違います。
違法というのは法律で禁止されていることを行うのが違法なのです。
現代の法律ではリアルマネートレードに関する条文は存在しません。
法律で禁止されている取引というのは違法薬物や拳銃などのようなもので、当然このようなものを取引していたら警察が関わってきます。
しかしリアルマネートレードをしたとしても警察は逮捕しに来ません。
(金品をだまし取る詐欺という意味は動く場合もありますが。)
ではなぜリアルマネートレードはダメなのかというとゲームの運営会社が禁止しているからです。
あくまでもゲーム運営会社が利用規約で禁止しているというだけであり、やったからと言って逮捕されるわけではありません。
法律に違反していないからといって平然とリアルマネートレードを行っていると運営からアカウント停止という処分をされることもあります。
リアルマネートレードはハイリスク・ローリターンな取引
大手のRMT会社を見ているとゲーム内の相場よりも安く売っているので、一見お得感があるように思います。
しかし安いものには必ず裏があるというのを忘れないでください。
ただ安いからと言って安易に飛びつくと、あとで後悔することだってあります。
「本当に買って大丈夫なのか?」という点も含めて考えましょう。
騙し取られた場合お金が戻ってくる可能性は限りなく低い
お金とゲームデータの交換をするためにはお互いに確認をしなくてはなりません。
大抵の場合はお金を先に渡して入金が完了したらゲームデータを受け取るようになっているんですが、このゲームデータを渡さずにお金だけ持ち去ってしまうという詐欺が後を絶ちません。
詐欺の被害にあった場合、警察に通報して対応してもらうことになりますが、RMTは基本的に自己責任のうえでやり取りをするものなので、警察も本気で対応してくれるとは限らないんです。
そういうこともあってRMTはほとんどの運営会社で禁止されています。
ゲームアカウントの取引はばれる可能性が非常に高い!?
ゲームをやらなくなったプレイヤーが少しでも資金が欲しいという理由で、手持ちのアイテムなどを含めたアカウントを売るという目的です。
お金を出せばすぐに経験者と肩を並べられるデータが手に入るので、楽に強くなれるんですよね。
当然ですがアカウントの売買も禁止されています。
アカウントっていうのはアイテムを買うよりもリスクが大きいんです。
アカウントを売る理由は大きく分けて2つあり、引退する予定か問題を起こして目をつけられているから手放す(いわゆるグレーアカウント)理由しかありません。
特に元の持ち主がゲーム内でどういった活動をしていたのかが判断できないので、アカウントを買ってゲームを始めたら身近のプレイヤーが違和感を感じてしまい、RMTを疑われる可能性だってあります。
アカウントを引き継ぎ前と後ではまったくの別人なので、どこかでボロが出てしまうのは間違いないでしょう。
他のプレイヤーと全くかかわりがなかったアカウントならば気づかれないかもしれませんが、そんなことは売った本人しか知りません。
なのでゲームアカウントの購入は避けておくべき取引です。
リアルマネートレードをするのならアカウント停止のリスクを背負う事
RMTは裏取引でどのサービスでも推奨されていません。
それでもRMT業者が増えているのは「需要があるから」に他ならないんです。
万が一RMTしていることが運営にバレてしまったらアカウント停止はもちろんの事、サービスの利用が不可になるケースだってあります。
そうならないためにゲーム内のショップなど正規のルートで課金して安心出来る取引をした方が気が楽何じゃないかと思います。