パチスロで遊んだことのある人であれば『純ハズレ』というワードを一度は見たり聞いたりしたことがあると思います。
名前だけ聞く限りだとただのハズレに思いますよね?
この純ハズレって他のハズレとどう違うのでしょうか。
今回はこの純ハズレについて解説します。
一般的に使われている名称は純ハズレですが、他にも『完全ハズレ』とも言われていたりします。
純ハズレは純粋なハズレという意味
純ハズレとは純粋なハズレ、つまり何も成立していない状態のことを指します。
「それならほぼ毎ゲーム引いてるよ」
と言いたくなるでしょう。
確かにジャグラーや大花火など大半の機種では当たり前のように引いているので、そう思うのは間違いではありません。
実は獣王やアラジンAに代表される4号機AT機の場合、純ハズレと言う役はたまにしか引いていないのです。
そもそも純ハズレというのは4号機のAT機(獣王辺り)が登場した頃に出てきたものであり、それまでのパチスロでは純ハズレと言う言葉自体がなく普通にハズレと呼ばれていたんですよ。
ただのハズレでも内部では役が成立している!?
見た目上はハズレですが、それは押し順間違いやリール制御によって揃わないだけであり、内部ではきちんと役が成立しているんです。
プレイヤーから見るとただのハズレでも内部ではなんらかの役が成立しているので、押し順が正解していると役が揃います。
押し順が間違っているから役が揃わないだけで、押し順が正しいと必ず小役が揃うようになっています。
逆に純ハズレは何も成立していないので、小役が揃うことは絶対にありません。
このように純ハズレとハズレには明確な違いが存在してます。
純ハズレを引くと何があるの?
純ハズレといっても結局のところハズレには違いがないので、あまり意味がないと思うかもしれません。
ですが純ハズレには明確なメリットが存在します。
AT突入抽選が受けられる
AT機で純ハズレを引くとATの突入抽選を行います。
ATの突入抽選は他のきっかけでも抽選したりしますが、基本的には純ハズレ=AT抽選になっている台がほとんどです。
STが解除されボーナスが揃えられる
ストック機でも純ハズレの恩恵はあります。
純ハズレを引くことによって内部ストックされているボーナスを放出させることができるようになります。
爆裂AT機やストック機の純ハズレはけっこうオイシイ!
ここまで純ハズレの意味と解説をしてきました。
純ハズレはAT機やST機ではなくてはならない重要な役です。
とくに4号機で賑わいを見せていた爆裂AT機に関しては、純ハズレをなくしてAT突入するなんて考えられませんでした。
5号機になってから純ハズレの存在はあまり重要視されなくなってきましたが、サミタではかつて人気があった機種も存在しており、内部システムが判明してから面白く感じるようになったりもします。