今回はサミタで遊んでいる一部のプレイヤー、そして個人的にも非常に残念なニュースです。
2020/3/31をもってビタオシコレクション7のサービスが終了します。
(公式アナウンス)
驚きました。
「まさかビタコレがサービス終了するなんて…(`;ω;´)」
あまりにも突然の発表だったので、夢なんじゃないか!?とも思ったくらいです。
サービスが開始された初期からプレイしていたので、今回のサービス終了は非常に残念でした。
サービスの終了が発表された時のTwitterはこんな感じです。
私もつぶやいてますが、突然の発表なので納得はしていません。
とりあえずサポートにクレームの問い合わせをしました。
あまり考えても仕方がないので、記事ネタになると考えポジティブにいきましょう。
今回はビタコレがサービス終了になった理由について考えていきたいと思います。
ビタコレ7のサービスを終了する予兆が実はあった!?
まずはじめにオンラインゲームのサービスが終了する前段階としてなにかしらの予兆があります。
いわゆるサービス終了のフラグですね。
一般的なサービス終了の予兆として、次のような行動が挙げられます。
サービス終了の予兆
- イベントの開催頻度が減少する
- ガチャの景品が急に良くなる
- 長期間ゲームのアップデートがない
- 過去イベントの焼き直し(復刻イベント)
- 課金アイテムの安売りキャンペーン
サービスを終了するオンラインゲームはこれ以上、コストを掛けたくないから新しいイベントの企画自体しなくなりますし、メンテナンスも行ったりしません。
過去に開催したイベントをもう一度開催していたりします。
他にも少しでも利益を増やそうと課金アイテムを安く販売しようとしたり、お詫びという意味でガチャで出現する景品の出現率がアップするという調整をしたりしますよね。
これらが一般的なオンラインゲームのサービス終了フラグです。
ではビタコレの場合、そのような予兆が果たしてあったのでしょうか?
結論から言うと一応ありました。
ただし明確なサービス終了フラグではなく、もしかしたらサービスが終わるんじゃないか?という疑念でしかなかったです。
現に私も発表当日まで、単に発表のし忘れだと思いました。
イベント直前に公開するのかな?と。
まぁ別の意味でサプライズでしたけど。
ではどういった予兆があったのかを1つずつ見ていきましょう。
イベント発表日にビタコレ関連だけ発表されていなかった
ビタコレは毎週木曜日の午後5時に他のイベントと同時に発表するのが今までの通例でした。
しかし、今回に限っては一切イベント情報がなく、翌日の午後4時までなんのアクションもなかったのです。
ちなみに木曜5時の段階で発表されたイベントはこんな感じです。
見てのようにビタコレに関するイベント内容はありません。
これが理由でビタコレのサービス終了するかも、と考えたユーザーは多かったですね。
イベントの発表が遅れたケースはありましたが、特定のイベントだけ後出しというのは前例がありませんから。
帝愛カジノと同じ時間帯(当日午後4時ごろ)に発表するのかと思っていましたが、まさかサービス終了とは…
直前のイベントでスロパチ連動袋が景品に無かった
ビタコレでは毎週恒例の景品として、メインイベントで役に立つ『スロパチ連動袋(旧:マカゲ連動袋)』がありました。
他のコンテンツに比べて獲得できる袋の量が多く、毎週メインイベントに参加するユーザーにとっては非常に助かっていました。
それが直前のイベントでは一切景品として登場しなかったんです。
詳しいイベント内容はリンクをはってあるので御覧ください。
1/24 修正 【ビタコレ7】11連11体目☆12出現率77%ガチャ出現!イベント&キャンペーン情報!!
景品として連動袋が登場しなかったのは初期の頃を除き今までほとんど無かったので、ここから推測する人たちもいたみたいです。
ビタコレがサービス終了で考えられる理由
ビタコレがサービスを終了する理由について公式では公表されていません。
個別の返信も差し控える場合があるとのことなので、問い合わせたとしても明確な理由は得られないでしょう。
サービスを終了する理由は元をたどれば利益にならないということなんですが、それにしても突然なので以前から計画されていたのでしょうか?
考えられる理由はいくつかあります。
考えられる理由
- イラスト制作費の高騰
- 赤字コンテンツだった
- ビタコレ利用者人口の減少
- 開発会社の撤退
- AdobeFlashの終了
イラストの制作費が運営のコストを圧迫していた!?
ビタコレはほぼ毎週新しいモンスターが公開され、イラストも魅力のひとつです。
このイラスト制作にかかる費用がビタコレ運営の支障になっていたのでは?という理由です。
イラストの作成はタダではありません。
実際にイラストを描いてもらう場合、対価として料金が発生します。
自社にイラストを描くスタッフがいるとは考えにくく、ほとんどは外部のイラストレーターに描いてもらう外注でしょう。
そしてイラストのクオリティーが高く、魅力的なものばかりでした。
キャラクターのイラストは体全体を描いており、背景や小物・アクセサリーも丁寧に作り込まれています。
さらにここから商用利用や著作権の権利などがあった場合、諸々含めると1万円は余裕で超えます。
しかも毎週登場しているので、かなりの金額になるでしょう。
この絵師様にお願いするイラスト制作費が年々高くなり、ビタコレ収益では賄えなくなったのでは?という理由です。
ビタコレ単体での収益が赤字だった!?
ビタコレで得られる収益がほとんどなく赤字コンテンツだったのでは?という説です。
ビタコレの収入源はクリスタルの販売です。
毎週特売でクリスタルを販売していますが、購入するユーザーがあまりいないという理由で赤字だったのではないでしょうか。
クリスタルは毎日ログインボーナスがもらえるので、課金する人としない人で分かれています。
そして先ほどのイラスト制作費や運営費などの経費を差し引いて赤字だったということで、やむなく打ち切ったということかもしれません。
ビタコレ人口が少なかった!?
ビタコレのプレイ人口はサービス開始のころよりだいぶ減ってきています。
その根拠がランキングイベントの上位入賞者のボーダーです。
はじめの頃は100位以上で景品獲得だったものが50位→30位→20位と徐々にボーダーが上がってきています。
それだけガチで遊んでいるユーザーが少なくなっているという証拠です。
そして直前に開催されたユーザー全員で協力するレイドイベントの総獲得ポイントを考慮するとアクティブなビタコレユーザーはおよそ400人程度と考えられます。
このうち有料クリスタルを購入する人がはたして何名いるのでしょうか。
ビタコレはナナリズムと比べるとゲーム性に乏しく、新規ユーザーが参入しにくいタイプのゲームです。
長く遊んでいる人ほど有利な状況になり、新規ユーザーは苦行に耐えなければならないとなるとやめてく人も多いでしょうね。
プレイする主な目的は『パチスロ連動ポイント稼ぎ』ですからね~
新規はほとんどおらず、頼みの綱である重課金者で、その人達もいなくなったとなればサービス終了待ったなしということです。
ビタコレ開発会社が開発を撤退!?
4つ目はビタコレを管理していた開発会社がサミタから撤退したんじゃないかという可能性です。
この理由はビタコレが外注制作だということが前提ですが、ビタコレに限らずナナリズムも同様に外部の開発会社が制作したものなので、サミタの運営は開発にノータッチだと考えられます。
イベント内容とかキャラクターの案ぐらいは出しているかもしれませんが、プログラミングとかはサミーネットワークスではやってないかもしれません。
根拠は(株)サミーネットワークスのサイトにある社員Q&Aです。
Q.現在の業務内容について教えてください
主にパチンコ・パチスロのアプリ開発を行っています。現在は、先輩のサポートを受けながら、スロットの最新機種のアプリ開発を担当しています。
https://www.sammy-net.jp/recruit/new/
パチンコ・パチスロのアプリ開発と明言していますので、サミネのプログラマーは機種開発で手一杯でしょう。
だからビタコレは外注という理由です。
…で、本題を戻します。
初期の頃からビタコレで遊んでいた人はわかると思いますが、この5年近くの間ゲーム画面の見た目は全く変わっておりません。
フルモデルチェンジとは言わないまでも、使いやすさの改善やデザインの変更とかはサミタ本体やナナリズムでも行っていたりしていますが、ビタコレは全く変わっておりません。(2回目)
そして前述の赤字が重なり、ビタコレを管理している開発会社が大人の事情で撤退したんじゃないかという理由です。
ビタコレのゲームそのものの利用権利は開発会社が持っているとすれば、サービスが終了しても何らおかしくはないかもしれません。
2020年にFLASHが終了
私はゲームの開発にあまり詳しくないのですが、どうやらAdobeが開発している『Adobe Flash』という規格が今年2020年末に開発・配布を終了するのが影響してるんじゃないかと言われています。
ビタコレもこの Adobe Flash を元に作られたのだとしたらHTML5に作り変えるコストは回収できないという理由でやむなくサービス終了したのかもしれないです。
終わるにはまだ早いかもしれませんが。
ビタコレ終了で他のコンテンツにも影響があるかも…
今回のビタコレ終了は今まで終了していた過去のコンテンツとは違い、終わるべくして終わったものではないと思います。
過去に存在していた『キャバリング』や『ルーレット7ウォンデット』、あとはスマホ版ビタコレ7は単純にプレイ人口が少ないというわかりやすい理由で終わったものでした。
しかし今回のPC版ビタコレはプレイ人口がそれなりに多いにも関わらず、サービスを終了するという例外があったわけです。
史上まれに見る最悪の終わらせ方で信用をなくした瞬間
ビタコレのサービスそのものは非常に楽しませてもらいましたが、運営のやり方に対して不満はあります。
この終わらせ方はビタコレユーザーのみならず、サミタを遊んでいる会員すべてが不審を抱く結果になりました。
なぜならこのやり方はユーザーがモヤモヤする結果だけが残っているからです。
運営は理由があってサービスを終了しましたが、その理由について一切発表せず一方的に納得してもらう形なんです。
なにより直近でWATを課金してクリスタルを購入し、ガチャを回したユーザーに保証がないというのはあんまりですね。
(クリスタルは有料分を優先して消費されるため保証が適用されない)
そして現在継続している他のコンテンツはもとより、サミタ本体にもサービス終了の危機があるといってもいいでしょう。
サブコンテンツでプレイ人口が多いのはナナリズムですが、これもどこまで継続するのかユーザーには知るすべがありません。
しかも予兆がほとんどない状態のまま、突然発表をするパターンも今回の件でありえるので、今後は課金をためらうユーザーは増えることでしょう。
運営はサービスを終わらせるやり方を間違えたのです。
せめてサービス終了まで大判振る舞いのイベントなどを開催し、手持ちのクリスタルを消化できる方法を取ればまだ納得できたのですが、イベントも開催せず期限まで何もしないというのは一番やってはいけないのです。
最後に
今回のサービス終了発表はビタコレで遊んでいるユーザーにとって非常に衝撃的なものでした。
連動ポイント狙いが主目的ではありましたが、モンスターの育成やステージ攻略をするためのパーティー編成をしている時間は楽しかったです。
それがこんな急な形でサービス終了をするのは残念に思えてなりません。
ゲーム内容自体は単調な作業の繰り返しではありましたが、2014年8月のサービス開始から終了まで途切れることなく遊んでいたのはパチスロ連動ポイントのおかげです。(本音)
そのおかげでメインイベントに参加できたんですから。
実は姉妹サイトでビタコレの専用サイトを制作している途中でした。
しかし今回のサービス終了に伴い、そのサイトの作成も断念します。
ちなみに作りかけのサイトはコレです。
https://777town-game.net/bitacolle7
ビタコレに登場しているモンスターのスキルを一発で検索できるツールとして運用しようと思っていました。
ある程度作成したらTwitter内で公開しようと思っていましたが、このような自体になるとは考えていませんでしたし、今後サービスが再開することはないので放置することにします。
せっかくやる気になっていたので残念です。
では最後にビタコレに対する感謝の気持ちを言っておきます。
ありがとうビタコレ!!
さよならユウちゃん!!
管理人のビタコレ7リザルト画面
この5年以上の間ビタコレを遊んできた記録として、ゲーム画面のスクリーンショットを残すことにしました。
アカウント名は出せませんが、それ以外は公開します。