『初代1か月777タウン パチドル決定戦!』というイベントをご存じでしょうか?
2012年に実際開催されたとあるイベントです。
この頃の777town.net(サミタ)ではアイドルを起用してキャンペーンを頻繁に開催している時期がありました。
その中でも「これはかなり冒険したなぁ~」と思えるものがあったので、今回コラムとして紹介してみようと思います。
メモ
イベント内容は忠実に書いていますが、一部ド忘れした内容もあります。
その際は参考記事を使って引用していきますのでご了承ください。
初代1か月777タウン パチドル決定戦!というイベントについて
上の画像が当時ニコ生で実際に配信されていた企画です。
イベント内容は以下の通り。
24時間生放送で完全密着し『パチドル』を決定する企画です。
- アイドル3人に1か月間「777タウン.net」に挑戦してもらいます。
- 毎日の食事、携帯電話の使用、テレビの視聴など生活の基本はオンラインパチスロ・パチンコのゲーム結果ですべて決まります。
- みなさんの応援で女の子にご褒美が届くこともあるので、応援よろしくお願いします。
という過激な内容が並んでいます。
ようするに電波少年や黄金伝説のようなチャレンジ企画のようなものと思ってください。
【開催】 <パチドル> 「1ヶ月777タウン!初代パチドル決定戦!」
特設ページはすでに削除されており、閲覧することが出来なくなってます。
イベント内容の詳細
イベント内容は一か月間どこかの部屋でサミタを遊び続けるというルールになっていました。
そしてルールは以下の通りです。
ルール説明
- 参加者一人一人部屋にこもってひたすらサミタをプレイ
- イベント期間が終わるまで外出不可
- フリーオート・インテリジェンスオートの禁止
- 期間中は常に生配信
- 挑戦する台は前日に運営から指定される
- 食事は松・竹・梅で変化
いかがですか?
このルールを読んでいるだけで、どれだけ過酷な企画だったのかがわかると思います。
(一応フォローしておくと、トイレや食事などの小休止や睡眠時間はあります)
フリーオート・インテリジェンスオートの禁止
普段サミタで遊んでいる人ならわかると思いますが、常時手打ちでプレイするというのはかなり大変です。
通常時はオートで大当たり中だけ手打ちという遊び方もありますが、このイベントではオートの類は一切使えません。
あまりにも視聴者からの批判が多かったのか、イベント後半からフリーオートが解禁されていましたが…
食事は松・竹・梅で変化
挑戦中は参加者唯一の楽しみである食事さえも制限されてしまいます。
具体的にはその日のビッグボーナス数を競い、多く引いた順位によって翌日の食事が変わります。
(それぞれのメニューは後ほど紹介)
一応スペシャルミッションもあって、特定の条件をクリアすると高級菓子とかも配られるので、その辺りはマシだったかもしれません。
『初代1か月777タウン パチドル決定戦!』が批判された理由
イベント期間中はほぼ毎日運営の批判をする視聴者が多く、企画自体の中止を求める人が多かったです。
内容からもわかる通り、若い女の子が挑戦するには過酷でルールもかなりきつめだったのか、イベントに対するヘイト(憎しみ)がすごかったです。
- 運営の悪趣味がそのまま反映されてる
- こんなイベントなんかに金を使うな!!
- ルールがきつ過ぎて女の子がかわいそう…
こういったクレームが運営ブログで毎日コメントされていました。
監禁まがいの行為
1ヶ月の間、外出することができず室内に閉じ込めて作業をしているので、視聴者からすると監禁しているように見えていたようです。
もちろん運営側が芸能事務所にオファーをして内容を把握して受けているので監禁ではありません。
このようなやり取りを視聴者同士で言い合っていたので、場外乱闘もブログ内で結構ありました。
最下位の食事がひどすぎる
とくに問題だったのが期間中、唯一のお楽しみである食事の格差がひどい点にあります。
イベント初日は到着した順で食事内容が決まるという例外もありますが、基本的には1日のBB数で勝敗を決めていました。
どういったお食事かと言うと…
一番早く来た小針さんが「松」の【焼き魚定食】
ちょっと遅れて到着した望月さんが「梅」の【うまい棒1本】になります。出典:スタッフ㊙ブログから
もう1人の参加者はインフルエンザにかかっていたので松か梅という2択なんですが、梅の食事がうまい棒1本って…
そして3日目の朝食が・・・
「松」焼き鮭定食
「梅」こんにゃくゼリー 1個
フリーオートすら使わせてもらえない
サミタをやる上でなにがきついかと言うと常に手打ちでプレイするというのが一番つらいです。
最初のうちは手打ちで楽しみますが、それでも数十分後にはオートで消化すると思います。
彼女らはフリーオートを使わせてもらうことができず、モニターを眺めてキーを押し続けるという作業を繰り返しているので、腱鞘炎になるのを心配していた視聴者も多かったです。
目押しアシスト機能は早い段階で解禁、イベント後半でフリーオートを解禁していました。
ルールの穴を突いてズルをする視聴者が続出
イベントが始まってしばらくした頃に、とあるアイドルを応援していた視聴者がボーナス成立した台を譲るという行為を始めます。
BBの数で勝敗を決めていたので、他の2名も同じようにボーナス台に誘導するというもはや違うゲームになってしまいました。
運営もさすがにヤバイと思ったのか席譲りの禁止をします。
イベントとして一時的に解禁するようにしていたみたいですね。
攻めのイベントを企画して挑戦しようとする試みは評価したい
イベント中は色んな意見が飛び交って賛否両論でしたが、最終的には3人とも脱落することなく無事に完走することができました。
このイベントを境に大掛かりな企画を開催されることがなくなり、女性アイドルを呼んでチャットや生放送をするという程度に落ち着きます。
最近ではこういった大掛かりな企画に挑戦しようとすことがなくなりましたが、新たな挑戦をしようとするサミタの試みは個人的に評価したいです。
イベント期間中の応援ブログ
当時のブログは現在も公開されていたので、興味があれば覗いてみてください。